「いいですよ。」
………約１５秒………
「ええええええええええ～～～～～っ？いいのぉっ？」
「いいですよ。」
火炎瓶はスマホを取り出し、ツイッターを書き始めた。
「刑事さん、こんなんでどう？」
………約１０秒………
「いやぁ～…これはねぇ…ここまでやったらワザとらしいでしょ、いくら何でも…」
「あははｗｗｗ…じゃあ、はい！これは？」
「うん、うん！これでいいよ！ちょっと待っててね、見せてくるから。」
………約１０分………
「あ～良かったよ～火炎瓶さん。」
「でしょ？」
「うん！うん！あれでいいって！もう、や～っと帰ってくれるって！」
他の刑事・警察官も皆同じように涙目でうなづいている中、
「じゃあ、帰ります。タクシー…」
「いや、いいからいいから。刑事さん送ってあげるから！」
「ありがとうございます。」
「でも、ちょっと待ってて？相手が完全に行っちゃうまでね。」
「え～っ？」
「仕方ないでしょ、安全第一なんだから。」
と、言う事で事件発生から約５時間半。やっと火炎瓶は帰宅したのである。
以下がこの時火炎瓶が書いた「固定ツイート」の謝罪文であるが、火炎瓶が
これをアッサリ書いたのは、ちゃんと
罠
を仕掛けたからである。日本の教育水準をナメてはいけない。
少なくとも義務教育さえしっかりと受けていれば、誰でもこの罠にすぐ気がつく
と思うのだが…刑事達も「１１０番してからカチコミ」という前代未聞の珍事に
パニックに陥った、と言う状況であったのかも知れない。
誠一郎様、ご家族様、自来也様、nao様、
大変申し訳ありませんでした。
今まで書いた事は全て捏造でした。
今後このような事は二度と致しません。
しっかりと義務教育を受けた皆様は、もうお気づきでしょうが（笑）
次のステージにて、火炎瓶の仕掛けた「罠」について記載いたします。